E/SASV Games

背景

E/SASV Gamesは「琵琶湖クルーレスソーラーボート大会」をベースとした、新たな大会です。


琵琶湖クルーレスソーラーボート大会とは・・・

・クルーレス(Crewless)=乗員なし
・ ソーラー(Solar)=太陽
・ボート(Boat)=船

クルーレス・ソーラーボートとは、
「太陽(電池)を動力として、乗組員が乗船せず、自律航行する船」のことです。

発泡系素材を切り出し、船から自作します。甲板にはソーラーパネルを置いています。

クルーレス・ソーラーボート大会は、毎年夏に琵琶湖で開催され今までに26回開催されてきました。普及部門と先端技術部門の2部門で行われます。普及部門では自律航行ではないクルーレス・ソーラーボートで、25mプールの直線タイムを競います。先端技術部門では、GPSにおる自動操舵システムを持つクルーレス・ソーラーボートで、琵琶湖を舞台に約20kmのタイムを競います。


琵琶湖クルーレスソーラーボート大会は、1997年にスタートし、2022年8月までに26回の開催実績を有しています。しかし、先端技術部門は2022年をもって、主催者の高齢化・現行の競技スタイルのマンネリ化・技術レベルの停滞を理由に26年の歴史に幕を閉じました。この大会には小中学生も多く参加しており、近年奪われつつある貴重な自然体験の場となっていました。以前参加していた子供たちの中には、ビワオオウズムシ生態大調査で「日本水大賞未来開拓賞」を受賞した子もいます。このような子どもたちとの関わりを通して、私たちの活動で得られた成果を、次の世代に伝えていくことが何よりも大切だと身にしみて感じています。世代間のバトンタッチを担い、夢を夢で終わらせるのではなく、夢を実現し未来につなげることが、私たちの最大のビジョンです。
急激に悪化する琵琶湖の環境を守るために、そして何よりも次世代に伝えるために、今、できることをしたいと考えています。この取り組みを一時的なものではなく永続的なものとするため、未来の地球を担う子供たちと共に今回の事業を実施し、環境問題や生命の神秘に興味を持ってもらうことを目指しています。

新たな1歩 ~E/SASV Games~

E/SASV-Gamesでは、予選と本選の合計2回実施します。

1,予選

予選では、琵琶湖という実空間を使用せず、仮想空間で行います。この仮想空間は琵琶湖さながらに再現されています。この仮想の湖に自分で設計した船を走らせましょう!

優秀な成績をおさめたチームには助成金が贈られます!!(金額未定・全体で50万円程度)

船は30種類程度の船が準備されているので、好きなものを使用しましょう。船は1艇ごとに特徴があります。どの船を選ぶかが勝敗に影響するかもしれません。もちろん、3DCADを使用してオリジナルの船を設計することもできます。

ルールは下記のとおりです。(開発段階のため、今後変更される可能性があります。)

①スタート地点はランダムです。

②仮想の琵琶湖に設定された座標をもとに、A地点・B地点・C地点を通り、A地点に帰りましょう。順番はA→B→C→B→Aです。

③途中で、何らかのイベント(アクシデント)が発生するかもしれません。

 セントラルコントロールからの指示を聞き、対応してください。

④時間内にいかに早くゴールするかのタイムアタックです。

2,本選

予選を勝ち抜いた5チームは、本選の琵琶湖にご招待します。実際に船を制作し、琵琶湖で競いましょう!交通費や船の製作費などは一部助成金を出しますので、ご安心ください。日本一の湖、琵琶湖で世界に1つしかない船を走らせましょう!

ルールは予選同様です。

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